「2022年 第3回 SDGs全国子どもポスターコンクール」表彰式
ご報告(1)

昨日12月11日、「2022年 第3回 SDGs全国子どもポスターコンクール」の表彰式が無事に終わりました。
その様子を何回かにわけて、このサイトで、写真、動画とともに、アップいたします。
第一回目は、本コンクール実行委員長 稲葉茂勝の挨拶をお送りいたします。

みなさん、こんにちは。
SDGs全国子どもポスターコンクール実行委員長の稲葉茂勝です。

本コンクールは、今年で3回目ですが、表彰式は、本日、初めて開催いたします。
コロナ禍でずっとできませんでしたが、ようやく開催でき、喜びもひとしおです。
残念ながら、感染拡大がいまだ続いているなか、全国、北は北海道、南は沖縄までの受賞者のほとんどは、事務局のある、ここ東京都国立市の市長公室におこしいただけません。表彰式は、映像でご覧いただきたいと存じます。

一方、受賞者代表の方々、わざわざおこしくださいましてありがとうございます。そして、おめでとうございます。また、審査員のきむらゆういち先生、国立市の永見市長、雨宮教育長ほか、お忙しいなかご列席賜りまして、誠にありがとうございます。式に先立ち、深く御礼申し上げます。
そして、なにより、これまでの3年間に、本コンクールへご参加くださった、のべ25000人にもなる皆さんに感謝の意を表します。本当にありがとうございます。

本コンクールは、初回の2512名の応募にはじまり、すでに1万人規模のコンクールに成長しました。文部科学省、外務省、環境省、東京都、JICA、そして、地元国立市の後援をいただき、さらに、本年からは、文部科学大臣賞授与の認可をいただきました。わずか3年でここまで大きく発展した同種のコンクールは、めずらしいといわれています。それもひとえに、全国の参加者とご協力者のみなさまのおかげです。重ねてお礼申し上げます。

もとより、本コンクールの目的は、SDGsのポスターを描く過程を通して、SDGsについて学び、理解したことを広く普及することにあります。
SDGsは全人類の目標です。目標達成のための努力は、誰一人として免除されません。
それは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐためには、すべての人が努力しなければならないのと同じです。二酸化炭素の排出量を減らすには、すべての人類が努力をしていかないと、地球温暖化は止まらないのと同じです。
ですから、コロナ禍は、SDGsの普及にはむしろチャンス。全国のみなさんがSDGsポスターを描きながらSDGsについて考えてきたことは、たいへん意義のあることだったと、私は信じています。